経済的理由で、治療をあきらめないで! ためらわず「無料低額診療」にアクセスを 経済的困難がある場合でも、誰もが無料または低額で必要な医療が受けられる「無料低額診療事業」。同事業の周知に尽力する社会医療法人同仁会・耳原総合病院(大阪府堺市)の田端志郎理事長に話を聞いた。 知らない人が多く、必要な人が利用できていない 新型コロナ感染症の影響もあり、経済的に困窮している人が増えている。このほか、失業や少ない年金収入、保険証がないといった理由で、「体調が悪いけれど、お金がないから…」と病院へ行くのをあきらめてしまう人も少なくない。しかし、そんな場合でも誰でも無料または低額で必要な医療が受けられる制度が…