今朝教えていただいた、禅の言葉。 無字の公案について無門関第一則趙州無字(無門慧開の解説) 三百六十の骨節(こっせつ)、八万四千の毫竅(ごうきょう:毛穴のこと)を将って(もって)、通身に箇の疑団を起こして箇の無字に参ぜよ。 昼夜提撕(ていぜい)して虚無の会を作すこと莫れ。 有無の会を作すこと莫れ。 箇の熱鉄丸(ねってつがん)を呑了(どんりょう)するが如くに相似て、吐けども又吐き出ださず。 従前の悪知悪覚を蕩尽し、久々(きゅうきゅう)に純熟して自然(じねん)に内外打成一片ならば、唖子(あし)の夢を得るが如く、只だ自知することを許す。 驀然(まくねん)として打発せば、天を驚かし地を動ぜん。 関将軍…