fukugen.hateblo.jp ◯映画版「アルキメデスの大戦」(2019/7公開) 不沈戦艦大和を沈めて、日本人を目覚めさせる、 日本の身代わりとする、大和は依代となる、 このようにいたる思考は、以前に角川映画の「男たちの大和」でも見られました。 追い詰められて、そのように考えるようになるのですが、これは、この前、評した「スパイの妻」と同じで、戦前にそこまで見通してしまえるのかというところが腑に落ちませんでした。 日清・日露戦争の勝利の成功体験が神国日本をつくり出し、どこかで大勝利をあげれば、先方が講和に応じて、少しは良い条件で停戦できるだろうとの漠然とした期待になったのでしょうか。最悪…