アラン・ドロンさんが死去、88歳だったそうです。「太陽がいっぱい」を思い出しました。調べてみたら、1960年の作品。この映画は兄と一緒に観に行った記憶があります。封切り館ではなく、封切り一巡後に廉価で上映してくれる映画館に。兄が高校生、僕が中学生だったはずですから、封切り後、何年か経った頃のことだったのかも知れません。当時、兄は大の映画フアンで「ルネ・クレマン監督作品は凄い!」「相手方のモーリス・ロネの演技が素晴らしい」とか一端の評論家風なコメントをしていたように思います。 当時は撮影技術、放映技術が劣っていたからか、封切り一巡後の廉価な映画館では概して画像が悪かったり、音声が飛んだり、ひどい…