お疲れ様です。髭ピアノです。 アトキンス物理化学の応用問題1B6を解説します。 根平均二乗速さよりも(a)大きい速さを持つ分子の割合、(b)小さい速さを持つ分子の割合を求めます。 まず、根平均速さとは、完全気体の分子の速さを二乗したものの平均値にルートをかけたもので、 この式で表されます。 R: 気体定数 T: 絶対温度 M: 分子量 根平均二乗速さの導出は【物理化学】根平均二乗速さの導出 - 化学王の部屋を参照してください。 また、分子の速さ分布を表す関数は、マクスウェル-ボルツマン分布で、以下の式で表されます。 マクスウェル-ボルツマン分布の導出は【物理化学】速さのマクスウェル-ボルツマン…