閻魔大王(えんまだいおう)の持ち物で有名なものは「閻魔帳」。 これには人間の生前の悪事が全部書かれていて、死後、それを見られて裁かれる というあの恐ろしい帳面だ! この度(12月中旬)、境内(けいだい)の紅葉がギリイケルというので、東京世田谷にある九品仏(くほんぶつ)浄真寺を訪ねた際に、閻魔堂の説明の中で、閻魔の持ち物にはもう一つ、「浄玻璃の鏡」というのがあることを知った。 生前の業(ごう)が、この鏡に写されて、またも見極められるという。 閻魔大王の裁きは、なんと2段構えだったんですね!ぞぞぞ‼︎ さて、例によって引っ掛かったのは、「浄玻璃」とは?ということ。どんな鏡? 似た言葉で、こっちの方…