「増田こうすけ劇場ギャグマンガ日和」のコミックス2巻第26幕「天国の死闘」に登場するキャラクター
コシヌケでフヌケである。
仏教における地獄の責任者。
仏教では、死んで地獄に行った人間は閻魔大王を含む十人(柱?)の王の法廷に順繰りに引き出され、そこで生前の行いを審査され裁判される。
十も法廷がある訳だから、現代日本の裁判よりも長いステップがあることになるが、おおむね十三回忌までには最終結審する。
閻魔大王はこの十人の裁判官のリーダーであり、十番目の法廷の裁判長でもある。(他に十人の裁判官がいて、閻魔大王は十一人目と言う説もある)
印度においてヤマもしくはヤーマの名前で呼ばれていた神が、仏教に取り入れられ中国で変質することで成立した存在である。
多くの神話体系では、死後の世界の王あるいは裁判官は、生の世界で最初に死んだ者である。閻魔大王のルーツもこれに入るらしい。