地蔵菩薩

２０２５年の桜もそろそろ終盤の４月中旬。まだまだいけると信じて京都訪問です。まずは平野神社にアクセスしてそこからの千本釈迦堂最後は高瀬川に向かう予定です。当初は仁和寺の御室桜を見てから千本釈迦堂に向かいたかったのですが御室桜がまだ五分咲きとのことでしたのでまだ行ったことのない平野神社に変更です。 ①平野神社 平野神社へのアクセスですが 新快速で京都駅に着いてから 嵯峨野線で３駅ほどの円町から歩きます。 今はインバウンドでバスには乗りたくない （というか乗れない）ので なるべく電車を使います。 京都も地下鉄をもう少し充実させてほしいかな。 大阪ほどでなくてもよいのでタテヨコ１，２本ずつ あるとだ…

日本中のあちらこちらで見かけるお地蔵さんはとっても偉い菩薩様です。 お地蔵さんのお役目は、お釈迦様の入滅（死亡）から５６億７０００万年後に弥勒菩薩様が現れるまで、人々を守ってくれる仏様がいない期間があります。その期間はお地蔵様が人々を守るそうです。そのため全国各地にお地蔵さんが置かれているそうです。 （お地蔵さんは悪霊や疫病などの災いの防止、子や孫の健やかな成長を見守ることをしています。なお赤い前掛けや頭巾は魔除けだそうです。） 以前、熊本県の山間部に行った時、お地蔵さんが六体並んで道端にいました。 その後、暫くして調べたら六地蔵ということが理解りました。 六地蔵とは 上から 天道の欲界・人間…

地蔵菩薩の功徳は非常にわかりやすいものが多いです。 ・亡くなった人を浄土に導く ・生まれてくる子を加護する ・立場の弱い人々を救済する ・罪を浄める ・五穀豊穣 ・地獄に落ちた人を救う 特にうちのお地蔵様の功徳は、人生の道に迷わないがあります。 そういったご利益を得る為には、修行も必要です。修行というか、功徳を積む行いとして、地蔵菩薩の像を作ると、子孫代々まで功徳があるとされて、良く建立されますし、不慮の事故で亡くなられた方への供養として建立されることがあります。また、お地蔵様の像に水をむける事を沐浴法といって、高野山の奥の院の入り口で見られます。その他には、お地蔵さまの姿をハンコで作ることも…

画像は本尊、延命地蔵菩薩のお前立の地蔵菩薩です。 写真の地蔵菩薩の右手に持つ物を錫杖と言います。我々、僧侶はご祈祷の際など振りながらお経を唱えます。その心は・・・全ての人の中には仏様が住む。その仏が目覚めるように鳴らしているのです。 【錫杖の功徳】 ・錫杖の音であらゆる人の厄災を払い悟りへと導く ・妙なる音によって、煩悩を打破し仏性を目覚めを促す ・熊、毒蛇などを寄せ付けない（煩悩の譬えが毒蛇などを表わす） と、辞書にあります。つまりは、迷いを振り払い浄化するために鳴らすのと同時に、皆様の中にある物心が目覚めるように鳴らします。特に錫杖を持つお地蔵様は、毎朝早朝から錫杖を鳴らし、ご縁のある人の…

冬至の日。風もなく穏やかな日和となりました。こちらはお寺の柚子（ユズ）です。 可愛らしいですね。ただ今年は昨年と違って、あまり実っていません。不作の年でしょうか……一つだけ収穫をして、お風呂に浮かべてみようかと思います。この度、お地蔵様の前掛けを御寄進いただきました。 お手製のエプロン。お花のアクセントが素敵ですね。年初に続いてお送りくださり有り難く思っております。 （過去記事です） www.mizu-kuki.work さっそく御本尊様にお供えさせていただきました。そして、これまでお供えしていた前掛けを、冬至の日に当たり付け替えさせていただきました。 真紅が映えますね。暗闇を照らす灯のようで…

一昨日も、出勤前に こちらで1分ほど呼吸法、瞑想タイム ベンチが光っている✨ 太陽さんの光を反射して 見上げると 木々の隙間から 太陽さんが！ と思ったら！ これまた、太陽さんが、職場のビルに反射している あれ？ どこに太陽さんがいるのかな？ その時、ひゅっと聴こえた 太陽は 御空と 私たちそれぞれの、心の中に(*˘︶˘*).｡.:*♡ なんと幸せなはじまり✨ さぁ本日は、高野山大師教会光寿支部 一願不動明王開運護摩供です🔥🐲📿🙏 ameblo.jp 地蔵菩薩様のご縁日 微笑みをたやさず 明るい希望の未来を胸に 皆さまのお願い事が叶いますように すべてのいのちが幸せでありますように 皆さまと心…

仏教の目的は悟りを開くこと、つまり輪廻転生の苦しみから解脱することです。悟りを開くと、仏（如来）に成ります（成仏）。当ブログのコラム「神仏シリーズ」の解説をおさらいしますと、釈迦族の王子ゴータマ・シッダールタが悟りを開いて、釈迦如来になりました。また、宝蔵菩薩が悟りを開いて阿弥陀如来になりました。 仏教では如来のみが、悟りを開いた仏として存在していますが、悟りを開いていないものの、如来に準ずる尊い存在があります。それが、菩薩・明王・天・宗教指導者で、如来と同じように信仰の対象となっています。今回はその中から非常に馴染み深い「地蔵菩薩」を解説します。 無仏時代の衆生救済 六地蔵 子どもの守護 〇…