学生の頃や社会人になりたての頃は、一年という時間が物凄く長く感じて仕方ありませんでした。 一年どころか、一週間が、一日があまりにも退屈で、変わりない毎日に嫌気が差していました。 それが三十路を過ぎた頃からか。一日や一週間が過ぎ去るのが遅いと思うことはあれど、時間が過ぎ去るのがとてつもなく早く感じるようになっています。 今年も、その一つ。気が付けば極月です。あと一ヶ月足らずで2020年も終わってしまいます。 時間が早く過ぎ去ってほしいと小さい頃から願い、早く歳を取りたいという年齢不相応な考えを持ち続けた私には、今がちょうどいい塩梅な時期なのだろうなと煙草を吹かしている【やさぐれ紳士】白兎です。 …