生を祝う(李琴峰) 生を祝う 作者:李琴峰 朝日新聞出版 Amazon 同性愛婚、同性愛間の子づくり、胎児の出生の自由(生まれる自由)。それらが世の常識になり、特に出生拒否した胎児を産むことは法的、常識的に非難される。今の時代で言うマイノリティーとマジョリティーが逆転した世界で、出生拒否児を産む親を後ろ指さす主人公だったが同性婚をして相手の子の妊娠が決まると徐々に不安になっていき…。といった具合の話。 李琴峰さんは台湾出身の女性作家さん。 小説って生きてきた時の考え方とかによって色々分かれそうなものだけど、国籍が違うと異なる考え方と同じような考え方があるのかどうかを知りたくて読むことにした。 …