一条真也です。『弔辞』ビートたけし著(講談社)を読みました。世の中には、「生き方にはいろいろと問題はあっても、この人のすることはすべて肯定したい」と思わせる人物がいます。わたしにとって、それは石原慎太郎氏であったり、アントニオ猪木氏であったりするわけですが、本書の著者であるビートたけし氏もそんな1人です。本書には、73歳になった著者の考えが余すところなく書かれています。 本書の帯 帯には著者の顔写真とともに、「人間は一人で生きて一人で死んでいく。で、どうする?」と書かれています。また、カバー前そでには、「いろんなものが消えていく。だけど、忘れちゃいけないものもある。あから、俺は弔辞を読もうと思…