本日に「図書」10月号が届きました。 手にして目次を見ていましたら、次のタイトルが目に入りました。「祖父の フハイカ」(上) 田中友子とありました。これはなんであろうかと、本文を 見ましたら、副題に「共に生きた順子と五郎」とあるではないですか、という ことは、祖父というのは、あの小川五郎さんでありますか。本文をみましたら、 すぐに次のようにありましたです。 「高杉一郎の筆名で知られた私の祖父、小川五郎は、そのフハイカを着て過ごし た四年半にわたる捕虜生活の記録を、1950年に『極光のかげに シベリア 俘虜記』というタイトルで出版した。」 この文章は、高杉一郎さんのお孫さんによる祖父母についての…