都市の中の森林・田無演習林について説明する助教の前原さん 特別に公開されたマツの苗畑。霜よけに枯れた松葉がかぶされている 西東京市保谷駅前公民館主催の環境講座は2月17日、東京大学大学院附属田無演習林(緑町1)で初めて行われ、20人が参加した。 東京から消えてゆくなかで残る都市林や屋敷林の魅力と大切さを、現地を訪れて専門家らに教えてもらうのがねらいだ。屋敷林の高座は24日、下保谷4丁目特別保存地区(旧高橋家屋敷林)が予定されている。 東大演習林は北海道、関東、東海地方に計7カ所あり、全体の面積は東京都23区のほぼ半分にあたる約3万2300ヘクタール。田無演習林は約8ヘクタールで、最も小さい。 …