この画家の名を知ったのは10年位前、久世光彦さんの『怖い絵』を読んで。友人にあげたのか、売ったのか覚えていないが扱われていたのは「女の顔」だったと思う。 art-museum.city.nagoya.jp その本で画家の名前の認知して間もなく、日経で取り上げられていて、土田麦僊による展示拒否事件、「穢い絵」論争があったという。 そのタイミングの良さと特徴的な名前で印象付けられた。 今回、その甲斐荘楠音の展示があるという。正直迷った。好きな絵というわけではないしな、と。でも一種独特なその絵を観ておくのも一興か、とオンラインでポチった。一般1,800円、前売り/オンラインチケット1,600円。 6…