目次 ①物理療法の課題、鎮痛メカニズム、基本 ②疼痛に対する物理療法 ③ニューロリハビリテーション ① 物理療法の課題 効果に関するデータが少ない 診療報酬が加算されない 機器が高額・操作困難 物理療法の鎮痛メカニズム ゲートコントロールセオリー 下降性疼痛抑制系 内因性オピオイドペプチド 疼痛理療法の基本 【急性痛】 組織の治癒をメインに介入しつつ 運動療法や物理療法を実施し、疼痛軽減を図る 【慢性痛】 日常生活活動(ADL)や生活の質(QOL)の向上をメインに実施し 運動療法・認知行動療法を実施する。 ポイント① 疼痛治療において情動面や認知面など多面的・複合的な側面の特性を持つことを認識…