父をガンでなくし 今現在は、母一人。 父を自宅で看取った母。 夫婦にしかわからない日常があり その日常は ハッピーな思い出 つらい思い出 懐かしい思い出 忘れられない思い出 看病し始めたころから 母に異常が現れた。 ”痴呆”? 過去のことを 今現在起きていることとして捉えて 私に語るのである。 誰かが夜中に家に入っている お金が盗まれた 物が移動している 食べ物がなくなっている あげだしたらキリがない。 母に呼び出され話を聞かされたとき ありえないけど”事実”なんだと思った。 あまりにもリアルな内容・語り口だったから。 でも 冷静に考えれば ”起こりえない・あり得ない”ことなのだ。 ”精神的な…