株式会社の仕組み わが国の会社法では、会社の形態は4つを定めている。その中でいちばんなじみなのが「株式会社」である。ザックリいうとお金を持っている人が、商売をするための株式会社という最低限の仕組みをつくって、その仕組みを使って上手に商売をする人にお願いするというものだ。 お金を出した人は、その代わりに株というものを引き受け、株主になる。株主は商売がうまくいって利益が出ると、その中から配当という形でお金を受取る。お金はただタンスにしまっていても変化しないが、このように上手に商売をしてくれる会社や人に差し出すことで、増える可能性が出てくるのである。 現代のIT化が進んだ社会では、商売をするにあたっ…