令和2(2020)年10月26日 第203回国会で、菅義偉首相は2050年カーボンニュートラルの長期目標と整合的で、野心的な目標として、我が国が、2030年度において、温室効果ガスの2013年度からの46%削減を目指すことを宣言するとともに、さらに、50%の高みに向け、挑戦を続けていく決意を表明した。 これまで政府は「2050年80%削減」を掲げていたが、これを引き上げたもので、菅首相は2030年目標の設定が急務であるとしている。 つまり、日本は2050年までに日本の温室効果ガス排出量を全体としてゼロ、すなわち「カーボン・ニュートラル」にすることをめざすと表明したことになる。 これに基づいて、…