無常の風 来たりぬれば … 白骨のみぞ残れり 230917 暑さ寒さも彼岸まで。 まもなく、秋のお彼岸です。 勤めている頃、多くの葬式に出かけました。 葬式の時、 お坊さんが何と言っているか全くわかりませんでした。 しかし、あるお葬式でお坊さんの唱える言葉を聞いて、 「う~ん、なるほど」と感心したことがありました。 「古文」は大の苦手な科目だったのに、 言葉も意味も、初めて聞き取れたのです。 以下が、その文章です。 みなさんも、どうぞ目を通してみてください。 されば、朝(あした)には紅顔(こうがん)ありて 夕(ゆうべ)には白骨(はっこつ)となれる身なり。 すでに無常の風きたりぬれば、 即ち二つ…