まつかぜやかもめを見送った後に来るのは青森行き白鳥だった。大阪~青森間1000㎞以上を15時間かけて走る最長の気動車特急だった。当時はまだ湖西線がなくて米原周りだったからなお時間がかかっていた。この時点で羽越本線が未電化だったので気動車で残ってきたのだがその年10月にそこも電化され白鳥は電車化されることが決まっていた。これも名残を惜しんでの撮影。デビュー当時の白鳥は青森行き編成と信越周りの上野行き編成とが直江津まで併結されていたのだがこの頃はすでに青森行きのみとなっていた。大阪から青森まで通しで乗る人がいたのかと思われそうだが、この列車は北海道連絡列車で0時前に青森に着くと1番の連絡船に接続し…