皇室とメディア「権威」と「消費」をめぐる150年史河西秀哉新潮社 新潮選書2024年12月15日 発行 日経新聞2025年2月15日の朝刊書評で紹介されていた本。 記事には、”近現代、皇室とメディアは時に協調し、時に緊張をはらんだ。その歴史を「権威」「人間」「消費」の言葉で分析する。(中略)被災地の慰問や戦地へ慰霊の旅という「平成流」はメディアを通じ、国民に受け入れられたが、間欠的に皇族の現状への批判やバッシングも起きた。多くの識者の言説を引きつつ、著者は皇室に期待される「公」と、皇族が求めたい「私」の相克に淵源を探っているように思える。” とあった。 特に、皇室に関心があるわけでもないのだけ…