皿倉山でアナグマに出会った。たまたま撮影に成功! 今年三度目のアナグマとの出会いは、まるで山がそっと差し出した小さな奇跡のようでした。 朝の光がまだ柔らかく、木々の葉が淡く透けて見える時間帯。登山道の先にふいに現れたその姿は、影のように静かで、しかし確かな存在感をまとっていました。 距離はわずか5メートル。こちらを怖がる気配はなく、むしろ「この静けさを一緒に味わおう」とでも言うように、ゆっくりとした呼吸を繰り返していました。 その穏やかな仕草に、山の空気がさらに澄んでいくようで、時間がゆっくりとほどけていきました。 気づけば10分近く、風の音と鳥の声だけが背景に流れ、アナグマと自分だけが同じ世…