武道家。空手家。1948年3月31日生まれ。埼玉県出身。 極真空手九段。太気拳教士七段。元国際空手道連盟極真会館(松井派)最高顧問で主席師範。下段回し蹴りを得意技とし、「ローキックの盧山」とも呼ばれた。2002年12月には大山倍達の残した極真精神継承と遺言に基づき財団法人復活すべく、極真空手道連盟極真館を設立し、館長に就任。その後、空手道の普及と発展を目的に、公益法人である財団法人極真奨学会を復活させた。
"空手道"盧山初雄 登場する先生 盧山初雄 許傑華 内容 大山倍達、中村日出夫、澤井健一、三師に導かれた「心技体」 実践的「形意拳•意拳」比較論考[前編] 印象に残った言葉 攻撃にも受けにも理というものがある。すべてがその理にかなっていなければいけない。理にかなえば私のように歳を取っても衰えず、かえって歳とともに円熟する(澤井健一) 山岡鉄舟が語る”無敵“とは誰と戦っても負けないんじゃなくて、敵という概念を自分の心の中から無くしてしまうことだと思います。いわゆる絶対平和。強さの究極とは自分の中から不安を消し去ることでしょう。澤井先生は禅(站樁)を続けることで何も感じない、無念無想の境地に至ると…
盧山初雄館長インタビュー 登場する先生 盧山初雄 内容 カレンバッチとの組手 澤井健一老師との出会い 体の中に築く財産 中村日出夫師範との出会い 「技が無い」 印象に残った言葉 中途半端な努力で、二〜三年やって手がちょっと暖かくなったくらいで、「だから。どうしたの?」と言いたい。こんな站樁では養生になることはあっても武術には何の足しにはなりません。現実の辛さを逃避するために、自分でちょっと特別なことをやったからといって、強くなれるほど、甘いものではありません。やる以上はそれこそ、死に者狂いでやるべきです。それで一生かけてそういう力が身に付くか、付かないか、というものなのです(盧山初雄) 私は澤…
気を解明する パート2 登場する先生 孫立 盧山初雄 内容 これが意拳の基本だ! 対談 "気"を用いてどう戦うか 気は本当に存在するか? 印象に残った言葉 意拳をやると体の根本が強くなるんですね。人間の元来持っている生命力と言いますか…。筋肉を鍛えるとか、筋を鍛えるとかそういう断片的な問題ではなくて、根本を司る細胞自体を活性化する運動につながってしまう(盧山初雄) 私は孫立先生と出会って一番感じたことは、やっぱりこの站樁においての精神的なリラックスですね。これが非常にナチュラルな、自然の包囲でやらなければならない。そこで作為的に不自然な力を加えることは、私のように頭がボーっとなって力が入らない…
武道空手の求道 登場する先生 盧山初雄 内容 飽くなき探求 極真の哲人・盧山初雄伝 武道空手道の基本と技術 盧山初雄・鍛錬の思想 鉄拳はいかにして練られるか 印象に残った言葉 盧山君、キックであろうが空手であろうが闘いには変わりはないだろう。相手が腰が高いなら腰を落として、どこまで闘えるか試してみればいい。それは決して無駄にならないよ。きっと立禅と這をやっていく過程で生きてくるに違いない(澤井健一) 「私の腕をしっかり掴んでみなさい」という一言に意地になって両手で掴んだ上に腰を落とし、逆技を使えないように踏ん張ってみた盧山であったが澤井氏は腹から絞り出すような短い気合と共に、もの凄い力で手をふ…
どうも僕です🥋( ˙-˙ )✊ 垂木を手刀できり、土管を破壊する これを現実化した空手家がいらっしゃいます 中村日出夫 先生(1913〜2013) 空手道拳道会創設者で、拳聖と称される空手の世界の「巨人」です 本名は姜 昌秀(カン・チャンス) 北朝鮮の平壌出身で、14歳の時に単身日本にわたり、学生として学ぶ傍で 京都にある武道専門学校と言うところで、空手道の修行に励み、京都大学を卒業後、太平洋戦争の出兵を経験され 戦後は山梨に修得館と言う道場を開き、空手道の指導を再開 山梨県空手道連盟の初代会長にも就任されています 中村先生は生前、いっさいの売名行為を嫌い、あまり世には知られていませんでし…