前回の不孝寺塚古墳からは1㎞ほど西北西へ進み、東から延びる舌状台地のほぼ先端の熊野古墳を訪ねました。 道路際の見学しやすい墳丘。裾の一部はその道路で削られていますが。 きれいな説明板がありました。 岐阜県史跡 熊野古墳岐史第43号(昭和32年3月25日指定)熊野古墳は、可児川と久々川に挟まれた東西に延びる丘陵の裾野近くに立地している。石室は南西方向に開口し、玄室部分は天井石がほとんど露出している。これまでの発掘調査により、規模は直径もしくは一辺が約30m、高さは約5mと推定され、規模や副葬品などから可児地域の首長墳とみられている。従来は円墳とされてきたが、可児・加茂地域の同時期の首長墳の傾向を…