終業後、所用で地下鉄に乗り阪神百貨店へ。前述したように日本最大級のターミナル商業地である梅田は、何時ものように大変な人だった。皆、終業の開放感のせいであろう屈託のない顔をして歩いている。僕は一体、何の為に、こんな事を書いてるのだろう?梅田を埋め尽くす無数の人の90%は一生働いて年収500万円の人たちなのです。年収1,000万円以上が約束された道を必然のようにして離れ、不動産売買仲介業を選択し、5,500件以上の仲介実績を上げ、様々な形で170億円超の納税も果たしたが、この時に出会った1万世帯以上の人の99%は中小企業従事者で平均年収は500万円だった。今回、僕が闘っている人達は、下妻を除いては…