将棋棋士、八段。昭和27年2月16日、東京都荒川区生まれ。
昭和40年、6歳で(故)加藤治郎名誉九段門。48年四段、63年4月八段。20代の頃は、甘いマスクで「将棋界のプリンス」と称され、TVドラマにも出演したことがある。「名人候補」と将来を嘱望されたが、病弱であり、本来の棋才を生かしきれず、A級棋士となったのも36歳になってからであり、1期でA級から陥落した。(その後、再度A級に復帰したが、またも1期で陥落)
第16回(昭和57年度)早指し選手権戦で初優勝。
平成9年7月30日、通算500勝達成。「将棋大賞」は第2回新人賞、第4回敢闘賞を受賞。
1965年 6級
1967年 初段
1973年4月1日 四段
1976年4月1日 五段
1978年4月1日 六段
1980年4月1日 七段
1988年4月1日 八段
著書『升田将棋の世界』(発行:日本将棋連盟)で第18回将棋ペンクラブ大賞・著作部門大賞受賞。
2007年11月24日、転移性肝腫瘍のため55歳で死去。死後、贈九段。