私はこれから生活の中で「愚行権」という言葉をフル活用していこうと考えています。 愚行権とは「(他者に大きな迷惑をかけない範囲で)誰がどう見ても愚かだと思えることを行う権利」だそうです。 この言葉と出会ったのは一週間ほど前ある士業の先生と「成年後見制度」のお話をしていたときです。 成年後見制度では認知症や重大な精神疾患の状態にある方(=成年被後見人)の財産や身の回りの管理を、裁判所の判断によって選ばれた人が成年後見人として代理で行います。 成年被後見人の多くは施設や病院に入っている上に成年後見人に自身の通帳を預けているので自分が買いたいものを自由に買いに行くことが難しいそうです。もし生活に必要な…