『知ってるつもり 無知の科学』(著: スティーブン・スローマン、フィリップ・ファーンバック 訳:土方奈美)を読み終える。 知ってるつもり 無知の科学 (ハヤカワ文庫NF) 作者:スティーブン スローマン,フィリップ ファーンバック 早川書房 Amazon 世界のあらゆる事象や物体について、人間の認識がどれほどまで「知ったつもり」でいるのか。それを主に実験によって法則を見出し、解き明かしていく。 驚愕の結果が出たにもかかわらず、それでもなぜ人は生活できるのか。それは「錯覚」のおかげだ、と著者らは述べる。この「錯覚」が本書のメインテーマである。