日銀総裁のレトリック木原麗花文藝春秋2024年9月20日 第1刷発行 日経新聞2024年11月9日 の書評で紹介されていた本。 記事には、”日銀のメッセージはなぜうまく伝わらないのか。7月末の利上げとその後の市場の混乱が端的に示した課題だ。本書は海外通信社のジャーナリストが現場の取材経験を生かしつつ、「レトリック分析」と呼ぶ手法で日銀の真の意図や歴代総裁のキャラクターの解明を試みる。今の植田和男氏は丁寧な説明がかえって誤解を生みやすい面があるという。海外への伝わり方を意識する著者ならではの視点が興味深い。”とあった。 2024年に、第15代日銀総裁・結城豊太郎について学ぶ機会があり、つづいて黒…