一条真也です。9月20日の朝、かねてより病気療養中だった父・佐久間進が満88歳で旅立ちました。最後は、家族に見守られながら、堂々と人生を卒業していきました。 『佐久間進のすべて』より 父の肉体は死を迎えましたが、父は生前に多くの言葉を遺してくれました。今回は、「礼経一致――最高の満足 最高の利益」を紹介いたします。父は、昭和10年(1935年)生まれ。北九州市で祖父(父の義父)の経営するホテルを補佐するかたわら、儀礼文化の事業化に取り組み、昭和41年(1966年)、北九州市冠婚葬祭互助会(現在のサンレー)を設立。昭和48年(1973年)、38歳の若さで社団法人・全日本冠婚葬祭互助協会(現在は一…