異常な国会が閉幕しました。品位に欠く3閣僚が相次いで辞任し、自民党との関係が深いことが明らかになった宗教団体による献金に苦しむ被害者を救済するための被害者救済法が会期ぎりぎりで成立しました。 首相は記者会見し、したり顔で成果を強調しています。茶番劇のようなものです。問題が露見したことで、手のひらを返し、まるで自らの手柄のように振舞う。何かがくるっているのでしょう。 問題は不適切な人事だったということなのでしょう。今もその人事の問題は後を引きずっています。被害者救済に乗り出しところで、これまで関係があった事実を消すことはできません。救済法が成立したからいって、問題が解決された訳ではありません。こ…