安部家旧墓地には約40から50基の墓と五輪塔が2基あります。初代十郎左衛門(推定1838卒)から16代幸蔵氏(昭和18年3月5日卒)までの先祖の霊が眠っております。 五輪塔の詳しい言い伝えはありませんが、武士であった初代、キリシタンを弔ったものではないかと考えます。戒名には禅定門、禅定尼、居士が多く、霊格の高い先祖が多いと思われます。 後継者が離れていくような時代となりましたが、今一度、感謝の念をいただき、先祖の功績や苦労を振り返らなければならないと感じています。 1673年(延宝元年)卒 清室道覚禅定門 3代十良左衛門義則(兵庫)と推測されます。 1691年(元禄4年)卒 月窓妙桂禅定尼 4…