伊達世臣家譜は,仙台藩家臣の系譜であり,百石以上の家臣の知行(ちぎょう)高の増減,役職の任免や諱(いみな)など家臣の概要を把握する上での基本史料である。編纂は田辺希文(たなべまれふみ),希元(まれもと),希績(まれつぐ)の三代の儒学者があたった。寛政4年(1792)の頃に成立し,続編は文政7年(1824)頃に成立している。 ▼伊達世臣家譜の赤生津安部 「阿部小次郎重綱を以て祖となす。重綱葛西氏に仕え、天正中磐井郡赤生津邑に五千刈の地を領す」 ※祖父は安部外之介 ▼安永風土記(県史4)の安部十郎左衛門 十郎左衛門ー兵庫ー将監ー三四郎ー幸内ー三左衛門ー四郎兵衛ー幸内ー幸内 ▼赤生津村屋高七軒(県史…