福岡市立博物館のホームページに『動く海の中道-消えゆく遺跡-』と題された記事が紹介されています。この記事を拝読して、福岡市東区にある奈多砂層を訪問しました。 場所:福岡県福岡市東区雁の巣 座標値:33.686284,130.398627 福岡県の北西部に志賀島(しかのしま)という島があります。島ですが、九州本土と島との間に砂や小石が堆積しており、地続きになっています。このような地形は陸繋砂州(りくけいさす)と呼ばれています参照。 志賀島と九州とをむすぶ、この地続き部分が「海の中道(うみのなかみち)」です。志賀島(しかのしま)‐大岳(おおたけ)・小岳‐新宮(しんぐう)などの岩盤をつなぐ、規模の大…