ベトナムから米軍が撤退して50年。しかし、今も地雷や不発弾の処理は先が見えないほど深刻だという。 米軍はベトナムに500万トン以上の爆弾を投下した。その不発弾でこれまでに4万人以上が亡くなっており、今でも年間千人近くが命を落としている。母親が不発弾で脚を失い、アメリカへの恨みを抱えつつ、アメリカが9割を救出するNGOで撤去作業に従事する青年をNHKニュースが取り上げていた。 ベトナム中部クアンチ省は、不発弾の密度が最も高い地域だ(NHKより) グエン・ドゥック・チエンさん(32)は、若い頃不発弾で脚を失った母と暮らす(NHKより) 「私たちは早く除去しようとしていますが、終着点がいつ来るかはわ…