蛭子能収 「ピザって食べたことある?」と私が聞くと「いや、ない」と女性。「俺もない」・・お互いの仲が深まっていくような夜になった。 「結局、この女性と私は結婚することになる。まだ私は職業がはっきりせず、配達やチリ紙交換、いろんな仕事で何とか食っていたという時代だった。これから稼げる、という頃に彼女は病気で亡くなってしまったのだ」 佐高信 「中学時代、同級生に成績のいい小柄な女性がいた。家庭が裕福でないので、就職することが決まっていた。・・担任の教師が進路志望の調査だということで、進学か就職かのどちらかに手を挙げさせた。 その時、彼女は進学に挙手したのだ。驚いた担任が『キミは?』と問い返す。『だ…