「iStock.com/Iuliia Alekseeva」 みなさんは、犯罪が起きやすい環境について考えたことがありますか? 犯罪心理学では『割れ窓理論』という考え方があります。 これは、環境の乱れがさらなる犯罪や秩序の乱れを引き起こすという理論です。 具体的に言うと、一枚の割れた窓があるとその建物は管理されていないと認識され、悪いことをしても問題ないだろうという思考回路が形成されてしまうということです。 これは犯罪心理学だけでなく社会学などにも関連する面白い考え方なので、ぜひ参考にしてみてください。 治安が悪化するプロセス 割れ窓理論は、アメリカの犯罪学者ジョージ・ケリングによって考案されま…