彼が当時夢想したのは、自分が好みの女性と例えば早朝の森の中、全裸で彷徨い、やがてポカリと口を広げた大きな誰もいないはずの草原で一糸まとわぬまま性交に及びたい・・・・。 激しく人の目を意識する反面、隠れる快感と隠れきれない快感・・・・。 そんな妄想が激しく脳裏を襲い、やがて職務にも集中できなくなります。ホンキでそんな願望を実現すべく頭をひねるわけですから、日常生活にも支障がおよぶのは時間の問題です。 しかしですね、そんな話はまさに絶対不可能な夢想の中の一点なわけでして、実現できないからこそ、余計イライラはつのる・・・・。 彼女でもできれば、なんとか口説けないものだろうか、突き詰めればこれは単なる…