先天性心疾患の移行期は12~20歳と言われます。 その間に、小児循環器科から成人循環器科への転科準備を行います。 未成年であることもあり、その転科準備は親が主体となります。 しかし、生涯を通して医療と関わっていくのは当事者である子どもです。 移行期の中で子どもはどのような立場にあるのでしょうか。 以下の研究報告から現状を把握していきます。 www.jstage.jst.go.jp 転科の準備は? 成人循環器科への転科について、親は医師からの説明や自身での情報収集の中で必要性を知る機会が多いと思います。 しかし、具体的にどうしたらいいのかまで理解し、行動している人は少ないようです。 研究報告の中…