『三国志演義』に登場する黄巾賊の将。架空人物。
中国の後漢末期、黄巾の乱に苦しむ民衆を救うため、劉備は関羽・張飛と義兄弟の誓いを立て(桃園結義、桃園の誓い)、義勇軍を率いて郷里の幽州の長官の劉焉の元に赴き、鄒靖の指揮下に配属されることになった。
ちょうどそのとき、程遠志が率いる黄巾賊の大軍が攻撃をかけてきたため、劉備三兄弟はわずかな兵士しか持たなかったが防戦に出向いた。程遠志は劉備らを侮っていたが、劉備に罵声を浴びたために怒り、副将の鄧茂を差し向けてきたが、鄧茂は張飛に斬られた。鄧茂が討たれたのを見て、今度は程遠志が自ら攻撃をかけてきたが、関羽に斬られた。程遠志を失った黄巾賊は総崩れとなって退却した。
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