種子法の廃止、種苗法の改訂も日本を滅亡に向かわせている大きな要因です。 なぜ、種子法や種苗法が問題なのかを知る前に、まず基本的な種子法と種苗法についておさらいしましょう。 種子法とは、もともとは日本国民が飢えない目的でできた法律です。 国民が米や麦、豆といった農作物を安く安全に食べられることを目標に制定されましたが、2017年4月に廃止になりました。 一方、種苗法とは、農作物の知的財産権を守るためにできた、いわゆる「種採り」の法律です。 農林水産省に出願した品種が登録品種として扱われるようになると、一般的な農作物は25年、樹木は30年の独占的販売権が認められるようになります。 独占的販売権が認…