父の遊蕩三昧、女遊びで、母はノイローゼに www.youtube.com 種田山頭火(1)から:家は三代で一変するといわれますが、まさに種田家の場合、祖父・治郎衛門から孫の山頭火の三代で、大地主からものの見事に無一文となります。漂泊の俳人・種田山頭火の句は、この「種田家」の事情を知ることなしに知りえることはありませんし、 種田山頭火の「マインド・ツリー(心の樹)」もまた、11歳の春まで、宮市のこの土地に深く”根”を張っていたのでした(家の一大事で、後に山頭火の心身は根こそぎ東京に移されたかのようでしたが、神経衰弱に陥った山頭火は、再びその”根”を郷土に下ろすことになる)。 種田山頭火の俳句・短…