花菖蒲(ハナショウブ) 一昨日の6月26日から、七十二候の第二十九候「菖蒲華(あやめはなさく)」に入っている。 菖蒲は「しょうぶ」とも「あやめ」とも読むため紛らわしいが、この場合は「あやめ」と読むようだ。しかし、花が咲く時期から考えて、この「あやめ」はアヤメではなく、花菖蒲(ハナショウブ)のことのようだ。アヤメが咲く時期はもう少し前である。 つまり、二十九候の「菖蒲」の読みは、ショウブではなくアヤメだが、実際にはアヤメではなくハナショウブのことを指しているという、輪を掛けて紛らわしいことになっている。