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第四の壁

(アート)
だいよんのかべ

演劇等において観客席(現実)と舞台(フィクション)の間に概念上存在する壁。
元々は劇場で生まれた言葉で、三つの壁で覆われた舞台と観客席の間を指していた。それから映画、テレビ、文学といった他のメディアでも使われるようになり、フィクションと観客との境界を示す一般的な言葉として用いられる。
この第四の壁によって隔てられた現実の世界とフィクションの世界は、基本的には互いが互いに物理的影響を与えることのない、相互的な不可侵の領域である。
しかし、場合によっては演出として、登場人物が現実側の存在である観客や作者などの存在、あるいは自分たちがフィクションの世界にいることを意識したセリフを喋ったり、観客に対して問いかけや語りかけをするなど、フィクション側から現実側への干渉が行われることがある。
このような演出は「第四の壁を破る」と表現される。

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