地球上に初めて生命が誕生したのは、約35億年前と言われています。 海中に存在した炭素に、海底火山の噴火に伴い噴出された重金属や硫黄などの 成分が火山の熱で化学反応を起こし、原始生命が誕生しました。 まだ今のような真核細胞ではなく、単細胞でしかありませんでしたが、 遺伝子を保存する核と、外界と区切るための細胞膜、タンパク質を代謝して 合成をおこなうリボソームがすでに備わっていました。 この3つがあることが生命とされる定義なのです。 やがて単細胞が集まって、より大きな真核細胞になり、魚類や爬虫類へと 進化を遂げてました。我々人間の体も例外ではなく、約60兆個の細胞でできています。 その細胞の寄り集…