年末に放送されたNHK特集ドラマ『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』('23)を今更ながら振り返る。ある事件をきっかけに警察と手話から離れていた主人公が、ふとしたきっかけで手話通訳の仕事に戻り、事件の真相を追うというサスペンス仕掛けのドラマである。この作品では2つの人々の葛藤が描かれる。ひとつは音のない世界に生きる聾者たち。そしてもうひとつが、聾者の家族で「聞こえる」側として生まれてきたCODA; Children of Deaf Adultsたちである。 www.nhk.jp www.youtube.com CODAと言えばそのままずばり『コーダ あいのうた』が大ヒットして有名になったところ…