人間は知らず知らずのうちに自分のデフォルメ設定で物事を考え、伝えてという事をします。先日会社であまり関わらない人にヒアリングしようと思った時に共通言語が無く同じ単語を使っても違う意味合いで認識されてしまいコミュニケーションが円滑に進まなかった経験を本書を読んでいて思い出しました。 具体と抽象というと、わかりやすい=具体という認識がなんとなくあると思います。本書では抽象化とは本来わかりやすくするために人間が行ってきたことなのだ、という点を理解しながら、具体と抽象による物の見方を提示してくれます。 具体と抽象 作者:細谷 功 dZERO(インプレス) Amazon 📒 Summary + Note…