<大身槍 銘:義助(号:御手杵)> ・室町時代 ・五条義作 作 ・再刃 駿河国島田の刀工・五条義助がうった大身槍で、 蜻蛉切、日本号と共に「天下三名槍」に数えられる。 下総17代目結城晴朝の依頼によって作られたとされる槍。 参勤交代の際には目立つため、先頭の馬印として使用されたという。 参勤交代用に名を強調して作られた大きな手杵型の鞘がある。 晴朝より、その子・秀康に伝わり、秀康の死後、 上州前橋藩主・松平家(松平大和守家)の家宝として大切に伝承された。 1929年3月の日本名宝展覧会に、直系越前松平家14代目・直之侯爵所持で出品された。 1945.05.25・東京大空襲にて、所蔵庫が焼夷弾の…