奈良時代に伝わった仏教は中国の学問仏教であり、南都六宗(三論宗、成実宗、法相宗、倶舎宗、華厳宗、律宗)は、現在の大学の専門科のように、学問コースとしてわかれていました。また、都にいる権力者や政治と強い関りをもっていました。次の流れで紹介していく。・空海のおいたち・遣唐使として中国へ・苦心業の一致とは:000~111の8パターンが一致すること・綜芸種智院を開く ■空海のおいたち空海は18歳のとき大学に入学するも、大学は官僚養成のための学問となっていました。本来の仏教と異なっていることに違和感を感じ、大衆救済のための道を探るため大学を中退します。その後、四国や奈良を巡りながら修行を重ねていきます。…