これは綿と種を取り分ける「綿繰り機」という装置。 (私たちは種取り機と呼んでいる) 収穫した綿の実。 モコモコしてる。 綿の実をローラーの間に入れて、ハンドルを回す。 くるくる回すうちに少しずつ向こう側に綿が出てくる。 手前側に種が残る仕組みになっている。 そろそろ終わりかな。 種を取った綿がこちら。 少し種のかけらみたいなのがあるのをピンセットで取り除く。 ここまでが、糸を紡ぐまでの第一段階。 とても先の長い作業だけど、手仕事だから仕方ない。 ローラーへ入れる量や、ハンドルを回す強さなどを調節しつつ、地道にやるのみ。 その後、「ハンドカーダー」で綿をすきほぐす。 ほぐした綿をお箸に巻きつけて…